カナダのカーニー首相がアメリカとの経済関係の終焉を宣言し、関税に対抗する報復措置を発表。自動車産業の再構築が急務とされ、選挙に向けた動きも活発化。
彼は、ドナルド・トランプ米大統領が課した関税に直面し、カナダは経済を根本的に再構築する必要があると述べました。
特に、自動車産業の重要性を強調し、1965年に締結されたカナダ・アメリカ自動車製品協定は、関税の影響でもはや意味を持たないとしました。
カーニー首相は、アメリカからの関税に対抗するため、報復関税を発表し、カナダは国民自身で管理できる経済を構築する必要があると強調しました。
また、カナダとアメリカの貿易関係の将来は不透明であるとし、トランプ政権との初めての電話会談が予定されていることを明らかにしました。
カナダでは、4月28日に総選挙が控えており、カーニー氏は選挙活動を行う中でトランプ大統領を批判しました。
保守党のピエール・ポワリエーヴル党首は関税を挑発的だと非難し、左派政党NDPも関税に対抗する姿勢を示しました。
トランプ大統領は、カナダとEUがアメリカに対抗する場合、さらなる関税を課すと警告しています。
一方、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は、アメリカの関税に対して保護策を講じる意向を示しました。
自動車輸入はカナダにとって重要な問題であり、トランプ政権の関税がカナダ経済に与える影響は大きいとされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e6b5e5820ef353ff83c7f081ca3ca099e14f237
カナダ首相がアメリカとの経済関係を終了する意向を示したことに対し、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、アメリカとの関係を見直す時期が来たという意見が多く見受けられました。
特に、自由貿易をアメリカ抜きで進める必要性を訴える声があり、他国との経済関係を強化すべきだという意見が強調されていました。
また、日本もアメリカに依存し続けるのではなく、自国の経済戦略を再構築する必要があるとの意見も多かったです。
トランプ政権の政策に対する懸念の声もあり、特に関税政策が各国に与える影響についての指摘がありました。
さらに、カナダの決意を見習い、日本もより強い立場で交渉を行うべきだとの意見もありました。
全体として、アメリカとの経済的関係を見直すことが、今後の国際経済の動向において重要なテーマとなることが示唆されていました。
ネットコメントを一部抜粋
自由貿易をアメリカ抜きで行う必要がある時期に迫ってます。
この機会に日本も経済戦略を再構築しましょう。
トランプ政権がアメリカへの各国からの輸入品の課税の引き上げをしまくっていました。
これからは各国選挙で「どうアメリカに対峙するか？」は必須の争点となるだろう。
経済のシュリンクは避けられないだろうが別にいいだろ。