福岡県の結婚式場運営会社アルカディアが破産。新型コロナや競合の影響で業績悪化、負債は約54億円に達する見込み。
アルカディアは1973年に設立され、結婚式場やレストランの運営を行い、特に「ロイヤルパークアルカディア久留米」は人気の式場として知られていました。
事業は順調に成長し、2013年には年収入高が36億2100万円に達しましたが、婚礼件数の減少や競合の増加、さらに新型コロナウイルスの影響で業績が悪化しました。
2021年には年収入高が12億9300万円に落ち込み、当期純損失も2億3400万円に達しました。
経営再建を試みる中で、2023年5月には社有不動産を売却し、2024年には新代表に交代しましたが、経営状況は改善されませんでした。
2024年8月期には年収入高が21億4200万円に回復したものの、純損失は5億2700万円に達し、債務超過が拡大しました。
さらに、2025年2月には元社長らが国の雇用調整助成金を不正に受け取ったとして逮捕され、企業の信用は大きく損なわれました。
最終的に、負債総額は約53億7041万円に達し、1074名の債権者に対して事業を停止する事態となりました。
アルカディアの破産は、地域経済や結婚式業界に大きな影響を及ぼすことが予想されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/04cfc65ae766c0f6eb3db259ba1db51279f496f1
福岡県アルカディアの破産に関するコメントでは、逮捕された社長がアルバイトから成り上がった経歴を持つことが話題になりました。
社長は捜査が始まった際に降格され、その後も役職に留まっていたことが異常だと指摘され、経営陣が人身御供のように扱われたとの意見がありました。
また、コロナの影響で冠婚葬祭や宴会場を運営する飲食業界が大打撃を受けており、さらに人件費や原材料費の高騰が続いていることが懸念されていました。
これにより、業界の困難が続くことが予想され、経営者たちの苦労が強調されました。
さらに、返済がされないまま逃げられることに対する不安や、全額返済を徹底的に求める声もありました。
コロナがなければこのような状況にはならなかったのではないかという意見もあり、元社長の行動が注目されていました。
このように、コメントからは経営の透明性や責任、業界の厳しい現状に対する関心が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
逮捕された当時の社長はアルバイトから成り上がった人物で、
コロナの影響をもろにうけ、困難はまだまだ続きます。
詐欺をしても借りたもん勝ちになってしまう。
コロナがなかったら、こーにはならなかったとも考えるが、
元社長の動きが気になる。