岡山県のコメ価格が過去最高値に達し、石破首相が物価対策を示唆。JA農協の市場独占が価格高騰の要因とされ、改革が必要との声が高まっている。
キヤノングローバル戦略研究所の山下一仁研究主幹は、コメの価格が下がらない理由としてJA農協の市場独占を指摘し、物価対策にはここにメスを入れる必要があると述べた。
コメの価格は需要と供給に基づいて決まるが、昨年の猛暑により供給が大幅に減少し、価格が高騰した。
農水省は新米が供給されると米価が下がると予測していたが、実際には供給不足が続いている。
備蓄米の放出が行われても、JA農協の独占的な市場支配が影響し、価格は下がる兆しが見えない。
JA農協は戦後の食糧難を背景に設立され、コメの集荷率は95%に達している。
これまでにもJA農協は市場操作を行い、コメの価格を不当に引き上げることがあった。
今後、農政においてJA農協に対する改革が求められている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/17c536bb11e544e45904b252b66bafe36017f909
コメ価格の高騰に関するコメントでは、消費者が米の価格が安いことを望む一方で、生産者側は物価上昇に伴い価格を上げてほしいと考えていることが述べられました。
また、米の価格が高騰した原因として、燃料費や人件費の上昇、需要の増加が挙げられています。
特に大手外食産業や一般消費者が米を多く購入したことが影響しているとの意見がありました。
さらに、JAや中間業者が米価格を操作しているとの見方もあり、実際には生産者に利益が還元されていないことが問題視されていました。
農協の経営が厳しい現状や、農家が抱える負担についても触れられ、農業の持続可能性についての懸念が示されました。
農家の収入が安定しないため、農業を続けることが難しいという意見も多く、消費者に対する理解を求める声もありました。
全体として、米の価格高騰は複合的な要因によるものであり、農業の未来に対する懸念が強く表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
消費者からしたら米の価格は安いに越したことはないのだが、燃料費や人件費含め物価が上昇してるのだから生産者からしたら値段を上げて欲しいだろう。
今回の米不足は一部の転売ヤーや米を投機目的で買い漁った輩だけが原因ではない。
農協の銀行部門である農林中金が4月~12月の期間で1兆4千億円もの赤字を計上した。
農協の価格操作が米不足の原因だという意見もあったが、実際には生産量が需要に追いついていないという現実もあった。
米を安く食べたいなら、米農家に助成金を出して所得水準を上げなければならない。