日鉄とUSスチールがトランプ政権に大幅な投資増額を提案。買収計画を維持するための協議が進行中。
アメリカのメディア「セマフォー」によれば、両社は140億ドル（約2兆1000億円）の買収計画を維持するために、トランプ政権との協議を進めています。
この計画の一環として、日鉄はUSスチールの工場改修に関する投資額を、当初の27億ドルから最大70億ドルに増額することを提案しているとされています。
これにより、投資額は約6500億円に達する見込みです。
トランプ大統領は先月、日鉄の買収計画について「買収ではなく、多額の投資を行う」との見解を示しており、今回の提案はその方針に沿ったものと考えられます。
日鉄とUSスチールの交渉がどのように進展するのか、特にトランプ政権の反応が注目されています。
両社の動きは、今後の米国の鉄鋼業界や日米関係においても影響を及ぼす可能性があるため、業界関係者や投資家の関心が高まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/49d282c4ba94884fe88a2e4a1990d5e6d4f099ed
日鉄とUSスチールの投資増額提案に関するコメントでは、トランプ政権の経済政策や関税問題への懸念が多く見られました。
特に、トランプ氏の関税政策が自動車産業や農業に与えた影響についての指摘があり、米国内の混乱がトランプ支持者の労働者に直撃し、失業者が増加したという意見がありました。
トランプ氏のワンマンな姿勢に対しても批判があり、日鉄がUSスチールに対して行う増資が単なる救済に終わるのではないかという不安が強調されていました。
さらに、日鉄の株主や従業員の理解を得られるかどうかについても疑問が呈されており、経営判断に対する懸念が示されていました。
トランプ大統領の経済政策が企業に与える影響についての見解もあり、企業はトランプ氏の意向に従わざるを得ないという意見がありました。
全体として、トランプ政権の影響や日鉄の経営判断に対する不安が多くのコメントに表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
トランプ経済の失策は、産業構造と各国とのサプライチェーンを無視した事だ。
日鉄は足元を見られてどんどんお金を増額して、USスチールを救済して終わりになる心配はないのかな？
トランプ大統領は賢い人であり、関税によって米国に工場が建設されるだろう。
そのような事はしなくてもいいと思う、ますますトランプの思いのままになります。
強硬手段でUSスチールが民事再生手続に入ってしまえば良いんじゃないの？