資産があっても、身元保証人がいないために介護施設に入れない現実を紹介。老後の準備には人間関係も重要。
この記事では、資産家の夫婦が直面した、介護施設入所のトラブルについて詳述されています。
結婚後、子どもを持たない「おふたりさま」の夫婦が増えている現代において、経済的には豊かであっても、老後に頼れる子どもがいないことが一つの大きな不安要素となっています。
特に、老後に必要な準備について考える際、相続や供養などの観点からも注意が必要です。
著者の松尾拓也氏は、終活の専門家としてこの問題に取り組んでおり、その著書『「おふたりさまの老後」は準備が10割』がベストセラーとなっています。
記事では、80代のAさんご夫妻が、十分な資産を持ちながらも、施設に入れなかった理由について取り上げています。
Aさんご夫妻は入院中であり、奥様は認知症が進行していました。
病院側は、二人に適した介護施設を探していましたが、身元保証人が見つからず、入所を断られてしまったのです。
娘さんが一人いるものの、海外在住で音信不通のため、病院やソーシャルワーカーは手をこまねくしかありませんでした。
このように、資産があっても、介護施設に入れないという現実があることを示しています。
老後の準備には、経済的な側面だけでなく、身近な人との関係性や法的な手続きも重要であることを再認識させられる内容です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/41dbbf64b144a3c97cc4b6c772df90dd9aa5072e
老後資金があっても介護施設に入れない理由について、多くの人々が様々な意見を寄せていました。
まず、身元保証会社の存在が挙げられ、資金があれば利用できるという意見がありました。
これにより、病院や介護施設への入居時に身元保証人が必要な場合でも、経済的な面での対応が可能になると考えられていました。
また、老後対策として一定の資産が必要であり、家族が親身に対応してくれることが理想であるとする意見もありました。
一方で、海外に住む家族との連携が必要だとするコメントもあり、特に資産の管理や葬儀についての話し合いの重要性が強調されていました。
資産が多い場合には、養子縁組を通じて信頼できる人物に財産を託す方法も提案されていました。
さらに、介護施設に対する不安や懸念が多く寄せられました。
スタッフ不足やストレスが原因で、施設での生活が快適でないという意見があり、少子化の影響で将来的には虐待が横行する可能性があると警鐘を鳴らす声もありました。
自身の健康を維持し、自宅での生活を選ぶことが望ましいとの意見もあり、子どもを育てることが自宅での支援につながると述べられていました。
最後に、経済的な理由から介護施設に入れない人が多いことや、老後を迎えること自体に対する不安も語られ、老後資金の重要性が再認識される結果となりました。
多くのコメントが、具体的な対策や考え方を提示し、読者にとって有益な情報となっていました。
ネットコメントを一部抜粋
今は身元保証会社があるのでお金があれば利用できます。
資産がいっぱいあるのなら、確かな人物を養子縁組して託すというのが良く聞きます。
介護施設なんて絶対入りたくない。
お金が無いので介護施設には入れません。
莫大な資産があっても、病死すれば「老後」はない。