習近平政権の揺らぎと権力基盤の危機

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習近平国家主席の政治的地位が揺らぎ、軍や警察の人事異動が続いている。特に重要なポストに就いていた人物が失脚し、政権の権力基盤に影響を与える兆しが見られる。

要約すると中国の習近平国家主席の政治的地位が揺らいでいるとの報道が続いている。

習主席は憲法を改正してまで3期目の政権を確立し、「独裁者」とも称される存在だったが、昨年夏以降、その地位に確実な兆候が見られるようになった。

特に注目すべきは、軍や警察といった共産党体制の基盤である暴力機構の人事異動であり、これらの重要ポストに就いていた人物が腐敗や規律違反の理由で次々と失脚していることだ。

最近の動きとしては、人民解放軍北京衛戍区前司令官の付文化氏が武装警察部隊の副司令官に転任したことが報じられた。

武装警察部隊は約120万人を擁し、国内の暴動や反乱の鎮圧を任務とする重要な準軍事勢力であり、政治的影響力も大きい。

付氏の転任の背景には、1月に武装警察司令官の王春寧氏が重要な会議を欠席したことがある。

王氏は習近平派の軍人とされ、彼の失脚が確定すれば、習主席にとって大きな打撃となる。

これらの動きは、習近平政権の内部抗争や権力基盤の不安定さを示唆しており、今後の中国政治において重要な影響を及ぼす可能性がある。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/44c1196fde0ccd4babdcbdbaf80582aa0aae6e60

ネットのコメント

コメントでは、習近平政権の揺らぎや権力基盤の危機について多くの意見が寄せられました。

特に、全人代開幕式での高官たちの習近平への無関心な態度が注目され、李強首相の存在が今後の権力交代に影響を及ぼす可能性が指摘されました。

また、陸軍の動向が重要であり、もし陸軍が習近平に反発すれば、政権の安定が揺らぐとの見解もありました。

さらに、経済的苦境が政治闘争に影響を与えているとの意見もあり、中国の権力闘争の激しさが日本とは比べ物にならないとされました。

独裁政権の不安定さから、外征による不満の発散が懸念され、地政学的なリスクが指摘される一方で、習近平が主導権を握っているとの見方もありました。

また、過去の独裁者の失脚の歴史を引き合いに出し、習近平も同様の運命を辿る可能性があるとの意見もありました。

コメントの中には、習近平の権力維持に対する批判や、彼が国民のことを考えていないとの指摘もありましたが、全体としては、今後の中国の政治情勢に対する懸念や疑問が多く寄せられていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 雛壇にいる高官達が、習近平を見ずに、直ぐ後ろにいる李強首相に顔を向けて拍手しています。

  • 陸軍を軽視し過ぎた。

    大陸国で有る中国は兵力を見ても陸軍が主力。

  • 政権交替はクーデターのような形で実現する可能性が非常に高い。

  • 恐らく中国の経済的苦境で政治闘争に敗北しかけているのではないかと思われる。

  • 独裁政権で内政が不安定になると現状打破のため、外征に出ることもある。

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