イギリスの保守党がケミ・ベイドノック氏を新党首に選出。彼女は初の黒人女性党首として、党の刷新と有権者の取り戻しを目指す。今後の影の内閣や政策に注目が集まる。
彼女は黒人女性として初めてイギリスの主要政党を率いることとなり、党の刷新を目指す姿勢を示している。
保守党は先の総選挙で大敗を喫し、党史上最大の危機に直面していた。
ベイドノック氏は、党首選で56.5%の得票率を得て勝利し、1万2418票差でロバート・ジェンリック氏を下した。
勝利演説では、保守党を愛し、失った有権者を取り戻す意欲を強調した。
党首選中は具体的な政策を示さなかったが、党員を「最初の原則」に戻すことに注力した。
彼女は、党内の分裂を解消し、労働党政権に対抗する役割を担うことが期待されている。
ベイドノック氏は6日までに影の内閣を発表し、首相質疑にも初めて臨む予定である。
彼女は労働党の財務相に対し、批判的な見解を示し、保守党の価値観を再確認する必要があると語った。
また、彼女は過去の発言から「文化戦士」と呼ばれることもあるが、そのレッテルには否定的であり、保守党の原則を守るためには戦う覚悟を持っていると述べている。
ベイドノック氏はナイジェリア出身の両親を持ち、イギリスで育った経歴があり、サセックス大学でコンピュータ工学を学んだ後、IT業界や金融業界での経験を経て政治の世界に入った。
彼女の登場は、保守党に新たな風を吹き込む可能性があり、今後の動向が注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/90f8009c93082c844a01889f6fd60fa0a468380f
ケミ・ベイドノック氏が保守党の新党首に就任したことに対するネットのコメントは多岐にわたりました。
多くのコメントは、彼女の移民政策やジェンダーに対する姿勢についての疑問や懸念を表明していました。
特に、アフリカ系であるにもかかわらず、移民に対して非常に厳しい姿勢を取ることに対して違和感を覚える人が多かったです。
このような矛盾した立場は、彼女が移民のルーツを持つ政治家としての信頼性に影響を与えるのではないかという意見がありました。
また、ジェンダーに関する彼女の見解についても、批判的な意見が多く、彼女の持論がどのように受け入れられるかについての懸念が示されていました。
さらに、彼女が保守党内でどのように支持を集めていくのか、また労働党に対抗できるのかという点についても疑問が呈されていました。
全体として、ベイドノック氏の就任は、保守党の今後の方針やイギリスの政治にどのような影響を与えるのか、注目されている状況です。
ネットコメントを一部抜粋
イギリスの保守党もすごい。
移民、難民問題に対しては、どのような政策になるのか。
彼女では労働党に対抗は難しいと思う。
保守党の議長に議会を舐めるなと激怒されてた人か。
移民にルーツあるのに同胞であるはずの意味を抑圧する異常な政治スタンス。