グレイスケールがナスダックでアバランチETFを申請。暗号資産投資の新たな道を開く可能性が注目される。
この申請は、米証券取引委員会(SEC)に対して行われたもので、グレイスケールはすでにアバランチ・トラストを運営し、2.5%の管理手数料を課しています。
新たに提案されたETFは、アバランチへの投資をより安価で柔軟に実現することを目指しており、アルトコイン取引のための規制された商品の創出に向けた業界のトレンドを反映しています。
しかし、SECはこれまで、イーサリアム(ETH)以外の現物アルトコインETFを承認したことがないため、承認の行方は注目されています。
もし承認されれば、グレイスケールのファンドは従来の証券口座を通じて、一般の投資家が暗号資産にアクセスできる新たな道を開くことになります。
申請によると、このETFのカストディアンはコインベース・カストディ(Coinbase Custody)で、アバランチネットワークのネイティブトークンを直接保有し、その市場価格を追跡することになります。
記事執筆時点では、アバランチは約20.5ドルで取引されており、過去24時間で6.6%の下落を記録しています。
また、CoinDesk 20 Index(CD20)も4%以上の下落を見せています。
他の企業もアバランチに関心を示しており、ヴァンエク(VanEck)もETFのS-1フォームを提出しています。
さらに、グレイスケールは先月、カルダノ(ADA)のETF申請も行っており、これは同社にとって初のカルダノ単独の投資商品となります。
このように、グレイスケールの動きは、暗号資産市場における新たな投資機会を生み出す可能性を秘めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8f25eadce349e82ddc72ad57580d309eeff9bb12