モルドバで大統領選の決選投票が開始。EU加盟を目指す現職と親ロシア派候補の争いが激化中。結果は4日夕方に判明予定。
要約するとモルドバで行われている大統領選挙の決選投票が始まりました。
これは、EU（ヨーロッパ連合）加盟を目指す現職のマイア・サンドゥ大統領と、親ロシア派のストイアノグロ元検事総長との激しい争いです。
決選投票は日本時間の3日午後2時にスタートし、サンドゥ大統領は20日の本選で得票率40%以上を記録しトップに立ちました。
一方、ストイアノグロ氏は本選で2位でした。
10月20日に行われた国民投票では、EU加盟に賛成する意見が過半数を占めたものの、その差は僅差でした。
選挙期間中には、親EU派と親ロシア派の双方から不正行為や弾圧の主張が相次ぎ、偽情報も広がりました。
モルドバはウクライナの南西に位置し、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて多くのウクライナ難民を受け入れており、EU加盟を申請しています。
しかし、ソ連時代からの経済的な結び付きが強く、ロシア系住民も多く存在するため、国の未来は分岐点に立たされています。
決選投票は日本時間の4日午前2時に締め切られ、その結果が夕方には明らかになる見通しです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d7c5a772d4e149f613c44e4a2e29767a05406b32