国内初の合成燃料バス運行開始、グリーン水素とCO2活用

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西日本JRバスが、グリーン水素とCO2を活用した合成燃料バスを大阪・関西万博で運行することを発表。国内初の試みで、CO2排出量の削減を目指す。

要約すると西日本JRバス、ENEOS、日野自動車の3社は、2025年大阪・関西万博のシャトルバスとして運行する合成燃料バスのお披露目式を行いました。

このバスは、再生可能エネルギー由来の水素と二酸化炭素(CO2)を原料とし、軽油の性状を持たせた燃料を使用しています。

これにより、既存のインフラや車両を活用しつつ、CO2の排出量を抑制することが可能になります。

万博の開催期間中、JR大阪駅近くの「うめきたグリーンプレイス」と万博会場を結ぶ路線で、1日10便が運行される予定です。

国内でグリーン水素とCO2を用いて一貫製造した合成燃料を営業車両に使用するのはこれが初めてで、当初は合成燃料の比率を5%程度に設定し、徐々に高めていく方針です。

日野自動車の脇村誠最高技術責任者(CTO)は、合成燃料がカーボンニュートラルを実現する手段の一つであると強調しました。

また、ENEOSは2024年に横浜市に製造能力が1日約160リットルの実証プラントを完成させる予定で、さらに約4万8000リットルの大規模プラントの設置を目指し、2030年代前半での商業化を計画しています。

この取り組みは、持続可能な交通手段の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e9c41b89378efed4c79d42a66aa200d5aa057d9f

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