快手科技が2024年に純利益72.5%増を発表。AI戦略を強化し、独自の動画生成AI「Kling」が好調に推移。
要約すると中国のショート動画アプリ大手「快手科技(Kuaishou Technology)」は、2024年12月期の決算を発表し、売上高が前期比11.8%増の1269億元(約2兆7000億円)、調整後の純利益は72.5%増の177億元(約3700億円)に達したことが明らかになった。
売上高に占めるオンラインマーケティングサービスの割合は57.1%、ライブ配信が29.2%、電子商取引(EC)などその他サービスが13.7%を占めている。
また、同社のECサービスの流通取引総額(GMV)は17.3%増の1兆3896億元(約29兆円)に拡大し、アプリの月間平均アクティブユーザー数(MAU)は4.6%増の7億970万人と、7億人の大台を突破した。
快手は2024年に人工知能(AI)を事業戦略の中心に据え、AI技術を活用して既存のコンテンツやビジネスエコシステムを強化する方針を示している。
特に、独自の動画生成AI「Kling」は2024年6月に発表され、すでに数回の改良を経て、2025年2月までに売上高が1億元(約20億円)を超えたと報告されている。
快手は今後もAI戦略を推進し、さらなる成長を目指す方針を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d924876d0e5cc84554e230250ca2fb08fdfb80c8