CeloがEthereumのレイヤー2へ移行、OP StackとEigenDAを活用し、トランザクション手数料を大幅に削減。
この移行においては、ブロックチェーン開発キット「OP Stack(OPスタック)」とデータ可用性(DA)レイヤー「EigenDA(アイゲンDA)」が活用されています。
これにより、Celoはブロック生成を1秒ごとに行い、トランザクション手数料を1セント未満に抑えることが可能になりました。
また、USDTやUSDCなどのステーブルコインをガス代として使用できるほか、イーサリアムとネイティブに接続されたブリッジ機能も利用できるようになりました。
移行からわずか2時間以内に、100を超えるアプリケーションやインフラプロバイダーがCeloのL2環境への対応を表明しており、ユーザーは初日からこれまで通りアプリやインフラを通じてCeloを利用できる環境が整っています。
OPスタックは、イーサL2「OP Mainnet(OPメインネット)」の開発元であるOP Labsが提供するもので、Optimistic Rollups(オプティミスティックロールアップ)を採用した独自のL2チェーンの構築を可能にします。
また、EigenDAはイーサリアム基盤のリステーキングプロトコル「EigenLayer」をもとに構築されたデータ可用性レイヤーです。
Celoは、パブリックブロックチェーンを活用して金融包摂の実現を目指しており、モバイル向けの金融アプリを提供するほか、独自トークン「CELO」とともに、米ドル連動の「cUSD」、ユーロ連動の「cEUR」、ブラジルレアル連動の「cREAL」、西アフリカCFAフラン連動の「eXOF」といったステーブルコインも発行しています。
Celoのコミュニティでは、昨年7月にEVM互換のL1チェーンからイーサリアムのL2への移行計画が承認されていました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e05b747f6f34ca3e885aeffd5a6c7ee75bdaad3