韓国代表の孫興慜が2024年の「今年の選手」に選ばれ、通算8回目の受賞を果たしました。男子ヤングプレーヤー賞には梁民赫、女子の選手には池笑然が選ばれました。
大韓サッカー協会は31日にこの結果を発表し、孫は合計109点を獲得して昨年の受賞者金玟哉(キム・ミンジェ)を上回りました。
この賞は、記者団と協会の専門家による投票で決定され、孫は過去にも2013年、2014年、2017年、2019年、2020年、2021年、2022年に受賞しており、最多受賞記録を更新しています。
また、2023年の選手には金玟哉が選ばれ、孫は2年ぶりの受賞となりました。
孫は2024年にAマッチで10得点を挙げ、トッテナムでも主将として活躍しています。
さらに、男子ヤングプレーヤー賞には梁民赫(ヤン・ミンヒョク)が選ばれ、女子の今年の選手は池笑然(チ・ソヨン)が受賞しました。
池は水原FCの優勝に貢献し、女子最多受賞記録を維持しています。
授賞式は当初1月中旬に開催される予定でしたが、大韓サッカー協会長選挙の遅延により内容が変更され、受賞者の発表は3月末に行われることになりました。
この決定には遅すぎるとの批判も寄せられています。
授賞式の様子はサッカー協会の公式YouTubeチャンネルで公開されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6d3ec7d8f6fcb027195c48e1fc183753b07687db
孫興慜選手が通算8回目の「今年の選手」に選ばれたことに対して、コメント欄では様々な意見が交わされました。
多くのコメントが彼の実力を称賛する一方で、韓国サッカー界の現状に対する懸念も表明されていました。
特に、孫選手がこれだけ多くの受賞を果たしていることは、他に脅かす選手がいないことを示すと考えられ、世代交代が進んでいないことを指摘する声が目立ちました。
彼が33歳であることから、新しい才能の登場が求められているとの意見もありました。
さらに、彼の活躍が目立つ一方で、他の選手の成長が見られないことが韓国サッカーの衰退を象徴しているとの見解もありました。
これに対して、もし日本に同じような状況の選手がいたら、韓国メディアが厳しく叩くのではないかという皮肉も見受けられました。
全体として、孫興慜選手の受賞を祝う声とともに、韓国サッカーの未来に対する不安が交錯するコメントが多く寄せられました。