韓国が朝鮮戦争中のソウル大病院虐殺事件の真相究明に乗り出す。900人以上の犠牲者を出したこの事件は、戦争犯罪に該当する可能性がある。
要約すると韓国の国家機関「真実・和解のための過去事整理委員会」が、朝鮮戦争中のソウル大病院虐殺事件の真相究明を進めることを決定しました。
この事件は1950年6月28日に発生し、北朝鮮軍がソウル大病院に侵入し、韓国軍の負傷兵や民間人の患者約900人を虐殺したとされています。
委員会は、同事件の真相を明らかにするための推進が今月25日の小委員会で可決され、次回の全体会議で審議される予定です。
この真相究明の申請は2022年6月に、朝鮮半島の人権向上と統一を目指す弁護士団体から行われました。
弁護士団体は、この事件が単なる殺人事件ではなく、当時有効だったジュネーブ条約に違反する戦争犯罪に該当すると主張しています。
この動きは、朝鮮戦争における人権問題の解決に向けた重要な一歩とされており、韓国社会における歴史的な和解に向けた取り組みの一環として注目されています。
委員会の活動は、過去の傷を癒し、未来の平和の礎を築くための努力として評価されており、韓国国内外での関心が高まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f4820b14bf8a697c5f5e2607d67c434a8d9b7b03