法制審が危険運転致死傷罪の見直しを開始し、速度や飲酒の数値基準設定を検討。遺族からの見直し要望も背景に。
この会合では、危険運転の基準が曖昧であるとの批判を受け、具体的な数値基準の設定が検討されています。
特に、高速運転や飲酒運転に関する数値基準が議論の中心となっており、適切な基準値の設定方法や、基準を下回る場合の処罰の可否についても意見が交わされました。
法務省によると、数値基準の設定に関しては賛否があり、積極的な意見と消極的な意見が出されています。
現在の法律では、高速運転は「進行制御が困難」とされ、飲酒運転は「正常な運転が困難」と定義されていますが、具体的な数値基準は設けられていません。
このため、悪質な運転行為があっても、法定刑が軽い過失運転致死傷罪が適用されることがあるため、遺族からは見直しを求める声が高まっています。
法制審議会は今後も議論を重ね、具体的な法改正案をまとめる方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f89472b7dc3d930ec1bb41b8d7b16f007bd1e1d5
法制審が危険運転致死傷罪の見直しを検討した際、ネットのコメントでは様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、飲酒運転に対する厳しい取り締まりを求める声がありました。
特に、飲酒運転を危険運転として明確に位置付けるべきという意見が強調されていました。
また、制限速度についても、現在の制限を見直し、より高性能な車両に合わせた速度設定が必要だとの意見もありました。
さらに、危険運転の定義が複雑であることに対する不満も見受けられ、シンプルでわかりやすい基準が求められていました。
具体的には、赤切符に該当する違反があった場合には危険運転が成立するという考え方が提案され、運転者の責任を明確にすることが重要であるとの意見がありました。
全体として、運転の安全性向上や厳罰化が求められる中で、現行法の見直しが必要だとの意見が多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
飲酒運転は厳しくやって貰いたいです。
正常な判断の運転これを入れるからややこしくなる。
ここはシンプルに、赤切符に該当する違反があった場合に「危険運転」が成立するようにすればいいのではないか？
危険運転なんて生半可な感覚やからあかんねん。
その上で更なる厳罰化を。