ミャンマーでの大地震で2056人が死亡、60時間下敷きの子供と妊婦が救出。国際的な支援が求められている。
要約すると2023年3月31日、ミャンマー中部マンダレー近郊で発生した大地震により、死者数は2056人、負傷者は3900人以上に達したと報じられた。
特に注目されるのは、60時間以上も崩落した建物の下敷きになっていた5歳の子どもと妊婦が、中国の救助隊によって救出されたことである。
地震の影響で、内戦状態の中で医療機関の体制が不十分であるため、負傷者が殺到し、医療現場は混乱を極めている。
さらに、猛暑の中で住まいを失った人々の生活も厳しくなっており、国連によるとミャンマーの貧困率は50%を超えており、今回の地震によってさらに悪化することが懸念されている。
また、民主派からは、国軍が地震後も少数民族の支配地域に対する空爆を続けているとの訴えも上がっている。
軍事政権は国際社会に対して異例の支援を要請し、中国やインド、タイなどの近隣国が救助隊を派遣しているが、電力や通信環境は劣悪であり、重機の不足も指摘されているため、救助活動や被害の全容把握は難航している。
隣国タイのバンコクでも、ビルの倒壊現場で下敷きになった作業員の捜索が続いている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cb379ef3c2ebda97fd6274fd949df5aadc33c530