フジテレビは経営体制を見直し、日枝久氏が辞任。広告収入の減少で赤字転落が見込まれ、今後の経営に注目が集まる。
約40年間権力を握り続けた日枝久氏が辞任し、公共性の高い放送事業において長期にわたる同一人物のトップ在任が問題視されている。
特に、70歳以上の高齢役員が多数を占める硬直した経営体制に対して社員からの不満が高まっており、これがコンプライアンス違反やコーポレートガバナンスの欠如につながった。
昨年末に週刊文春が報じたトラブルがきっかけで、アクティビストファンドのダルトン・インベストメンツが第三者委員会の設置を要求し、フジ・メディア・HDの港浩一社長が辞任する事態に至った。
スポンサーのトヨタ自動車などがCMを差し止める中、フジテレビの業績は最終赤字に転落する見通しであり、広告収入の減少が深刻な問題となっている。
新たな経営陣の体制や、広告収入の悪化にどう対処していくのか、フジテレビの今後に注目が集まっている。
特に、今後乗り越えなければならない「3つの壁」についても指摘されており、経営体制の刷新が始まったばかりであることを考えると、今後の動向が非常に重要である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/10d1ba6265061af816f96815f3c7434ec3867fd6
フジテレビの経営危機に関するコメントでは、日枝氏の辞任や赤字転落が多くの人々に影響を与えたことが明らかになりました。
特に、株主総会に向けた大規模な改編が求められ、番組や組織、給料体系の見直しが必要だとの意見が多く見受けられました。
具体的には、全国ネット枠の一部を系列局に委託することで経費削減を図ることや、外部からの人材招へいが重要であるとの提案がありました。
長寿番組の存続についての懸念もあり、『まる子』や『サザエ』といった人気番組が消えてしまうのではないかという不安が表明されました。
また、株主の視点からは、フジテレビの放送事業が不動産業にシフトすることを望む声もあり、祖業に固執する必要はないとの意見もありました。
日枝氏が権力を長く握ることで経営が困難になったという見方もあり、改革の必要性が強調されました。
ホリエモンを社外取締役に迎えるような抜本的な改革が求められ、フジテレビの未来を守るためには、現状を打破する必要があるとの意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
6月に開催される株主総会と同じタイミングで
フジテレビ本体への大規模な全体改編を断行
様々な長寿番組も次々と消えて行くのだろうか。
株主からすれば悪材料が出れば出るほど好ましい
日枝が関西テレビやサンケイ新聞の役員のままでフジサンケイグループはよくならない。