韓国の2月のネット通販取引額は、サムスンの新スマホ効果で前年同月比3.5％増加。通信機器販売が大きく寄与するも、eクーポンサービスは減少。
要約すると韓国統計庁が発表したデータによると、2023年2月のネット通販取引額は前年同月比で3.5％増の21兆616億ウォン（約2兆1435億円）に達しました。
この増加の主な要因は、サムスン電子の新スマートフォン「ギャラクシーS25」シリーズの発売です。
ギャラクシーS25シリーズは、国内販売100万台を最短で達成し、通信機器の取引を大きく押し上げました。
特に通信機器の販売は7868億ウォンで、前年同月比53.9％増加しています。
しかし、1月の旧正月の影響で前月比では3.9％の減少が見られました。
飲食サービスや飲料・食料品もそれぞれ10.9％、8.3％の増加を記録しましたが、オンライン商品券のeクーポンサービスは5074億ウォンで48.5％の減少となり、ECサイト「ティーモン」と「ウィメプ」での売上金支払い問題が影響しているとされています。
また、モバイル機器を利用した取引額も同3.8％増の16兆1308億ウォンで、全体の76.6％を占めています。
特に飲食サービスが99.1％と高い割合を示し、eクーポンサービスや児童・幼児用品も続いています。
このように、韓国のネット通販市場は新しいスマートフォンの登場によって活気を取り戻しつつあるものの、一部サービスでは厳しい状況が続いていることが明らかになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6bb4ac641facf7a5a4fbde2570cbc4a2fefbc494