春のタケノコが昨年の1.5倍の価格で取引されており、台風や冷え込みが影響。今後は出荷増加で価格が安定する見込み。
要約すると春の味覚として知られるタケノコが、今年は昨年の1.5倍の価格で取引されていることが報じられています。
愛知県豊山町の名古屋市中央卸売市場北部市場では、熊本県産のタケノコが入荷され、12本入りの1箱（約4キロ）が6000円で取引されています。
例年は4000円程度であるため、消費者にとっては大きな負担となっています。
この高騰の理由は、昨年の台風による影響と、今年の1月から2月にかけての冷え込みや雨の不足が挙げられます。
台風の影響で竹の葉が傷んだため、光合成が十分に行われず、生育が遅れているとのことです。
今後については、気温が上昇することでタケノコの生育が進み、出荷がピークを迎える見込みです。
三重県産も入荷予定で、価格は平年並みに落ち着くと期待されています。
また、農林水産省によると、4月の野菜価格は平年並みで推移する見込みで、特にキュウリ、ナス、トマト、ピーマンなどの価格は安定するとされています。
一方で、高値が続いていたダイコンやハクサイも徐々に平年並みに戻ると予想されています。
愛知県産のキャベツは価格が落ち着いているものの、4月はやや高めで推移する見込みです。
今後、暖かくなることで野菜の供給が増え、価格も下がることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/41b3636ce70c3c763e1bfde18e41a12d92c2b6f2