日産とルノーの新戦略プロジェクトとインド市場への影響

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日産とルノーが新たなアライアンスを発表し、インド市場での戦略を強化。RNAIPLの株式取得で新モデル開発も進む。

要約すると日産自動車とルノーグループは、2023年3月31日に新たな戦略プロジェクトを発表しました。

このプロジェクトでは、ルノーグループが日産が保有するルノー日産オートモーティブインディア社(RNAIPL)の51%の株式を取得し、同社の100%の株式を所有することになります。

これにより、日産はインド市場でのプレゼンスを強化し、市場カバー率を向上させることに注力します。

RNAIPLは、新型「マグナイト」を含む日産車の生産を継続し、今後の成長計画において重要な役割を果たすことが期待されています。

また、日産は「トゥインゴ」をベースとした新モデルの開発をルノーに委託し、デザインは日産が担当することになります。

新たなアライアンス契約では、相互株式保有に関するロックアップ義務が10%に改訂され、双方の株式保有の柔軟性が高まります。

日産はアンペアへの投資を行わないことを決定しましたが、合意済みの新車プロジェクトは継続されます。

ルノーグループは、自社の2027年国際事業計画の一環としてインドでの開発を加速させる方針です。

RNAIPLの工場は、競争力の高いサプライヤーエコシステムの下で40万台以上の生産能力を持ち、来年には新たなCMF-Bプラットフォームを導入し、4車種の新型車を投入する予定です。

取引が完了すると、RNAIPLはルノーグループの連結財務諸表に計上され、2025年には新型車の発売が重なり、フリーキャッシュフローへの影響は約2億ユーロと予想されています。

ルノーグループは、この影響を補うための措置をすでに特定しており、2025年の営業利益率のガイダンスも確認しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/97019605d03dee68e94056c37699733f699240cf

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