政治家の間で「もち代」「氷代」という慣習が再燃。派閥からの資金が「裏金」となり、透明性が欠如する状況が問題視されています。
これは、派閥の政治団体が所属する国会議員に対して、季節ごとにお金を配る風習であり、冬には「もち代」、夏には「氷代」として年2回行われます。
金額は一般的に100万円から400万円程度で、派閥の収支報告書には寄付として記載されることが求められます。
しかし、これらの資金は政治資金収支報告書に記載されない「裏金」として扱われることもあり、特に政党から個人の議員に渡される場合、その使途は明らかにされないことが多いです。
このような状況では、政策活動費や組織対策費と称する寄付が行われ、受け取った議員は収支報告書への記載義務が免除されるため、透明性が欠如しています。
さらに、これらの資金は非課税として扱われるため、議員の給与明細にも載らないという特異な状況が生じています。
政治家が地元の県議や市議との関係を強化するためにこのような資金を配る慣習も存在し、過去にはこの資金が買収に使われたとして議員が逮捕される事例もありました。
こうした背景から、「政治とカネ」の問題は根深く、なかなか解決の糸口が見えません。
ジャーナリストの鮫島浩氏の著書『政治家の収支』では、これらの問題が詳しく取り上げられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/70490fc76c2808c3379aa1ce37303607a9f34da2
政治家の裏金問題に関するコメントでは、政治家たちが国民のためではなく、自らの利益を優先する姿勢が強く批判されていました。
多くのコメントが、政治家同士の馴れ合いや、金銭のやり取りが一般化していることへの不満を示しており、政治の透明性が欠如しているとの指摘が目立ちました。
特に、選挙に行かないことが政治家にとって都合が良いとし、国民が積極的に投票することの重要性が強調されていました。
また、議員定年制や費用の公開など、具体的な改革案も提案されており、政治の透明性を高めるための制度的な改善が求められていました。
さらに、政治家の金銭的なやり取りが国民の信頼を損なう要因であるとの意見も多く、これらの慣習を廃止することが急務であるとの声が上がっていました。
全体として、国民の生活を向上させるためには、政治家が自らの利益を優先するのではなく、真に国民のために行動することが求められているとの認識が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
政治家同士が自分達のためだけの政治をしているのがよく分かるものでした。
結局は金が全て。
国民の為に真面目に政治家やる人間なんてほとんどいない。
自民党に政権取らせると、裏金も含め信任されたと勘違いするからダメ。
議員諸氏が大企業のように組織化して大きな利権団体の構築を許してしまったことも大きな原因だと思います。
政治家のための政治を進めてきたことが表面化したな。