トランプ大統領がダン・ケイン氏を米軍制服組トップに指名。台湾防衛支援の継続を表明し、核抑止力の維持が必要と強調。中国の軍事進展にも警戒感を示す。
要約すると米国のトランプ大統領が、米軍制服組トップの統合参謀本部議長にダン・ケイン退役空軍中将を指名した。
ケイン氏は、上院軍事委員会の公聴会で台湾防衛支援の継続を強調し、米軍と自衛隊の指揮・統制の向上が「信頼性の高い抑止力の維持」に繋がると述べた。
彼は、ロシア、中国、北朝鮮の核の脅威に言及し、米軍の核抑止力の信頼性を維持する必要性を訴えた。
また、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機の性能向上に取り組む方針を示した。
特に中国の人民解放軍については、陸海空、宇宙、サイバーの全領域での戦力開発が進行中であり、ミサイルや航空機、無人機システムの著しい進歩に警戒感を示した。
さらに、公聴会ではトランプ大統領から違法な指示があった場合の対応について質問され、抵抗することが「私の職務」とし、自身の政治的立場は「中立」であると説明した。
統合参謀本部議長は通常、大将級の経歴を持つ者が選出されるが、トランプ氏はブラウン前議長を解任し、ケイン氏を異例の形で指名した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/add349d3d2a2a592303c0638170ef1ca95fb4614