ValveのSteamOSが他社製ゲーミングPCに開放され、処理性能向上が期待されています。特にLenovo Legion Go SやAsus ROG Allyで高いパフォーマンスが報告され、ゲーム体験の選択肢が広がっています。
この新たな展開により、AsusやLenovoの携帯ゲーミングPCにSteamOSをインストールして動作させるユーザーが現れ、特に処理性能が向上するケースが報告されています。
特に注目されるのはLenovo Legion Go Sで、米国ではSteamOS搭載版が今年発売される予定です。
YouTubeでは、ユーチューバーのPhawxがAsus ROG AllyにSteamOSをインストールし、そのパフォーマンスを披露しています。
結果として、SteamOS版AllyはSteam Deckよりも高い処理性能を示す事例もあり、特に『Batman Arkham Knight』では平均13fpsの差が見られました。
ただし、SteamOSは正式リリース前のため、いくつかの機能制限が存在します。
たとえば、戻るボタンの認識や熱設計電力(TDP)が制限されるなどの問題がありますが、それでも新しい選択肢が増えることは歓迎されるべきです。
さらに、WindowsのLenovo Legion Go SにSteamOS 3.8ベータ版をインストールしたところ、Windowsでの使用よりも処理性能がわずかに向上したとの報告もあり、これには驚きが隠せません。
このような状況は、Microsoftが開発中の携帯型ゲーム機にとっては厳しいニュースかもしれません。
SteamOSの使いやすさや高いfpsが魅力であるため、Windowsの特別版を用意する意義が薄れる可能性があります。
しかし、Windowsの携帯型ゲーム機ユーザーが自分でOSをアップグレードできるようになれば、ゲーム体験がさらに向上することが期待されます。
SteamOSの他社製品への開放は、ゲーミングPC市場に新たな風を吹き込むことでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2fa5ffe4745d0fd80f686e76c131e487eb5d2884
コメントでは、SteamOSが他社製のゲーミングPCに開放されることで、ユーザーの期待が高まっていたことが伺えました。
特に、自作PCをSteam専用で使用しているユーザーからは、SteamOSが正式にデスクトップ対応すれば、Windows11が不要になるとの意見がありました。
Linux系OSのセキュリティや信頼性の高さを評価する声も多く、OS代が無料である点にも注目が集まっていました。
さらに、アンチチートプログラムに対応したゲームがSteamOS上でも動作することを望む意見もあり、デベロッパーがその対応を進めることに期待が寄せられていました。
SteamDeckの登場によって、PCゲーミングの標準が変わりつつあるとの見解もあり、今後のゲームリリースがSteam対応になることが予想されていました。
また、噂されるARM版の登場がスマホ市場との競合を引き起こす可能性についても言及されており、価格面での競争がSteamの拡大に寄与するかもしれないとの意見もありました。
一方で、Windowsでのゲームプレイ時にフレームレートの低下やOS未対応のゲームがあること、Discordの導入が面倒であるといった課題も指摘されていました。
最後に、LinuxOSでのSteam利用を促す書籍が登場する可能性についても冗談交じりに語られており、ユーザーの期待が高まっている様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
うちの自作機はSteam専用でしか使わないから、SteamOSが正式にデスクトップ対応したらWindows11なんていらない。
元々リナックス系のOSはセキュリティも高いし、Windows11なんかよりも全然信頼性や安定性は比べ物にならないくらい高いと思ってる。
あとはアンチチートプログラムあるゲームはSteamOS上でもアンチチートが動く様にデベロッパーが対応してくれれば全部動く様になって良いのだが、なかなかそこまでは難しいかも。
windowsで遊ぶ時よりフレームレートが下がったり、OS未対応のゲームがあったり、discord導入が面倒だったり、意外と茨の道。
そのうち各社からLinuxOSでSteamをやろう!とかいう本が出るかも。