トーテム・アウトモビリがアルファロメオ『ジュリアGTA』を基にした限定車「ハラマ」を発表。40台限定で、特注の外装や内装が特徴。
要約するとイタリアのトーテム・アウトモビリが、新たに発表した限定車「ハラマ(JARAMA)」は、1960~1970年代の名車アルファロメオ『ジュリアGTA』をレストアした『GTスーパー』を基にしている。
この限定モデルは、トーテム・インディビジュアル・プログラムの一環として製造され、わずか40台のみが生産される。
名前の「ハラマ」は、1972年にアウトデルタが『GTAジュニア1300』でヨーロッパツーリングカー選手権の最終戦で勝利したハラマサーキットに由来し、当時のモータースポーツの精神を称えている。
この車両は、特注の「ブルー・チェルビーノ」と呼ばれる3層マイカ塗装が施されたカーボンファイバーボディを特徴としており、内装には高級コノリー社製のコニャック色レザーが使用され、温かみのある雰囲気を演出している。
また、ダッシュボードにはヴィンテージのタグ・ホイヤー製クロノグラフが2つ搭載され、技術面でも電子制御サスペンションやCNC加工されたアルミニウム製のギアボックスリンケージなど、専用に開発された数々の特徴が盛り込まれている。
カーボンファイバーは独自の菱形織りパターンで製作され、マット仕上げが施されている。
トーテム・アウトモビリのCEO、リカルド・クイアッツォは、「ハラマは単なる車以上のものであり、イタリアの自動車製造の伝統を現代的に解釈した作品である」と述べ、ヴィンテージレーシングの魅力と現代技術の精密さが融合したことを強調している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/976c30b6de4f4fd9c4906021f4a24de561149fc5