1950年の朝鮮戦争中、北朝鮮軍がソウル大学病院で1000人以上を無差別に銃殺した事件が「集団虐殺」と認定され、謝罪要求と被害救済策の検討が進む。
要約すると1950年6月、朝鮮戦争の最中に北朝鮮の朝鮮人民軍がソウル大学病院で韓国軍の負傷兵と民間患者1000人以上を無差別に銃殺した「ソウル大病院虐殺事件」が、真実・和解のための過去史整理委員会（真実和解委）によって「集団虐殺」として認定される方針が明らかになった。
この事件は、韓国政府が認定した敵対勢力による最大規模の虐殺事件であり、北朝鮮当局に対する謝罪要求と被害者救済策の検討が進められる予定である。
事件は1950年6月28日から29日にかけて発生し、約50人の朝鮮人民軍が指示を受けて病院に侵入し、治療中の負傷兵と患者を射殺した。
虐殺の背景には、北朝鮮の負傷兵を治療するための空間を確保するという目的があった。
事件の詳細は、目撃者の証言や米軍の調査報告書に基づき、真実和解委によって確認された。
虐殺は29日にも続き、国軍の負傷兵180人以上が病院の裏山に連れて行かれ、無惨にも命を奪われた。
真実和解委は、加害者として当時の軍人たちを特定し、彼らの行為が韓国の共産主義者に対する敵意から生じたものであることを示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d8d54511e28411c873f8c1c3c878a4814ab8bdd2