いすゞ自動車がカミンズとバッテリーパワートレーンシステム供給契約を締結し、2027年に北米で中型BEVトラックを投入予定。新たな生産拠点も設立し、電動化を加速。
要約するといすゞ自動車は、米国のカミンズ社のゼロエミッション事業部門であるアクセレラと、バッテリーパワートレーンシステムの供給契約を締結した。
この契約に基づき、いすゞは2027年に北米市場で中型BEVトラックを投入する計画を進めている。
いすゞとカミンズは2019年に包括的なパートナーシップ契約を結び、次世代パワートレーンの効率的な開発を目指して協業を開始。
2021年には中型ディーゼルエンジンの共同開発にも合意し、2024年には新型「フォワード」やUDの新型「コンドル」を日本で発売する予定だ。
また、2022年にはカミンズ製電動システムを搭載した中型電動プロトタイプトラックを製作し、北米市場での実証を行った。
さらに、いすゞは北米での商用車の電動化に向け、サウスカロライナ州に新たな生産拠点を設立し、約2.8億ドルを投資することを発表。
新拠点は内燃機関とBEVの両方の量産に対応し、2027年には稼働を開始する見込みだ。
いすゞはカミンズとの協業を通じて競争力のある技術開発を進め、北米市場での事業を加速させる意向を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f185367f66958a5a2ab68839a23883517f3399f0