2025年大阪・関西万博に類似したドメインが多数出現。フィッシングや偽情報拡散の危険性が指摘されており、ユーザーは注意が必要です。
要約すると2025年の大阪・関西万博を控え、公式ウェブサイトに類似したドメインが複数取得されていることが、情報セキュリティー会社「トレンドマイクロ」の調査で明らかになりました。
これらの偽サイトは「EXPO 2025」といった表記を用いていますが、実際には「2023」といった過去の年号が記載されているものもあり、ユーザーの混乱を招く恐れがあります。
特に、これらのサイトはフィッシング目的で個人情報を盗むために設計されている可能性があり、注意が必要です。
トレンドマイクロによれば、少なくとも3件の類似ドメインが確認されており、あるドメインではチケットやグッズ販売を謳うページも存在しています。
これらのサイトは、SNSやメールを通じてユーザーを誘導し、公式サイトに見せかけたリンクをクリックさせる手法が使われています。
特にスマートフォンでのブラウジングではURL確認が難しいため、ユーザーは特に注意が必要です。
トレンドマイクロの成田直翔氏は、公式サイトのURLをブックマークすることを推奨しており、SNSやメール経由でのアクセスを避けるよう呼びかけています。
過去の国際的なイベントでも、類似ドメインを利用した偽情報の拡散が確認されており、特に「インフルエンスオペレーション」と呼ばれる行為が問題視されています。
これにより、世論の分断を狙う敵対国の関与が疑われているため、ユーザーはこうしたリスクを認識し、警戒を強める必要があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6b1f6c33989239e0595a92a7d8502d0689bf77c8