KOKUSAI ELECTRICが米オレゴン州にデモセンターを新設し、半導体デバイス支援を強化する計画を発表しました。
要約するとKOKUSAI ELECTRICは2025年3月31日に、米国オレゴン州に新たな「米国デモセンター」を設立することを発表しました。
このセンターは、2026年9月に稼働予定で、投資額は約200億円です。
主な目的は、米国の半導体デバイスメーカー向けにデモ評価機能やサポート体制を強化することです。
近年、半導体デバイスの需要はデータセンター向け装置を中心に急増しており、微細加工技術や3次元積層技術の進化により、デバイスの構造がますます複雑化しています。
このような状況下で、半導体デバイスメーカーは製造装置メーカーに対し、デモ評価を通じた開発支援を求めています。
KOKUSAI ELECTRICはこれまで、富山事業所でデモ評価を行ってきましたが、新設する米国デモセンターにより、顧客の課題をより迅速かつ正確に把握し、開発支援の取り組みを一層強化することが可能になります。
米国デモセンターは2025年9月に着工し、約3万4000m2の敷地面積を持ち、今後の需要動向に応じて設備の拡張やサポート体制の強化も検討される予定です。
さらに、韓国のグループ会社Kook Je Electric Korea平澤工場でもデモ評価エリアを拡張し、顧客に対する開発支援体制を強化しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/977f3296137baaefcb57c08146bd7e5c1dae1fff