トランプ政権の影響で米国の旅行支出が減少。消費者心理の冷え込みが影響し、航空券やホテルへの支出が前年同月比で減少しています。
ブルームバーグ・セカンド・メジャーのデータによれば、2023年2月の米国消費者による航空券とホテルへの支出は前年同月比でそれぞれ10%と6%減少しました。
また、レストランへの支出も3.5%減少しています。
年初から3月24日までの週ごとの航空券やホテルへの支出は前年同週と比較して減少傾向にあり、特にクレジットカードによる宿泊や旅行関連サービスへの支出は約2.5%減少し、航空機を用いた旅行への支出も約6%減少していることが報告されています。
主要な航空会社は、国内線の需要減少と消費者心理の低下を理由に業績予測を下方修正しています。
英ヴァージン・アトランティック航空のCFO、オリ・バイヤーズは、米国からの需要減少の兆候が見られると述べ、消費者の不確実性に対する自然な反応であると分析しています。
歴史的に、消費者の経済への信頼感が低下すると、休暇などの裁量的支出が減少する傾向があります。
バンク・オブ・アメリカ・インスティテュートのデビッド・ティンズリーは、旅行に使うお金は年間で最も大きな支出項目の一つであり、経済に不安を感じたときに最初に削ることができる支出であると指摘しています。
ムーディーズ・アナリティクスのスコット・ホイトは、裁量的支出の鈍化が始まったと考えており、支出の伸びが減速する時にはまず裁量的支出が影響を受けると述べています。
また、海外からのインバウンド旅行も減少しており、トランプ政権の関税や排斥的なスタンスが旅行客を遠ざけているとの意見もあります。
米国旅行協会によると、2024年には旅行者が米国で直接消費する金額が1兆3000億ドルに達すると予測されていますが、トランプ大統領の関税が本格的に発動されれば、このトレンドはさらに悪化すると懸念されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d3ded6a8473b31bfa7ea2b4cf6349fa3e59dcca8
トランプ政権の影響でアメリカの旅行支出が減少していることに関するコメントは、多くの人々が経済の危機感を抱いていることを示していました。
コメントの中には、アメリカの消費者が現状に不安を感じている様子が伺えました。
特に、関税の影響で物価がさらに高騰すれば、消費が一層落ち込むのではないかとの懸念がありました。
また、円高が進むことで、アメリカから日本への観光客が減少し、逆に日本での消費も影響を受ける可能性が指摘されていました。
さらに、観光業が悪化し、航空会社やホテルが破綻することがあれば、街には失業者が溢れ、物価高騰が進むことで生活が困難になる人々が増えるだろうという意見もありました。
こうした状況が続く中、観光公害が減少することについては、ある種の期待感が示されていました。
トランプ政権の政策がもたらす影響は、アメリカ国内だけでなく、世界経済にも波及する可能性があり、崩壊が一気に進むことへの懸念も表明されていました。
全体として、トランプ政権の影響による経済状況の変化が多くの人々に不安を与えていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
アメリカの消費者か肌で危機を感じてるって事だね
トランプは自信満々でも、関税により一層物価高になれば益々消費は落ち込むね
これで航空会社にホテル等観光関係が一気に落ちこみ破綻したら面白い。
アメリカの失墜に終わらず世界恐慌になるかも。
これで、やっと観光公害も減りそうで良かった。