トランプ政権の影響で、米国への旅行者数が9%減少すると予測。特にカナダからは20%減の見込みで、観光業に深刻な影響が及ぶ可能性がある。
この予測は、今年2月に発表された5%減を上回るもので、当初の9%増の見通しから大きく修正されています。
ツーリズム・エコノミクスのアダム・サックス社長は、特に米国国境での欧州からの観光客の拘束が海外旅行者の意欲を削いでいると指摘しています。
トランプ大統領の関税政策やカナダ・グリーンランドに対する姿勢、ウクライナのゼレンスキー大統領とのやり取りに対し、旅行を考えていた人々が憤慨していることが背景にあるとされています。
カナダからの旅行者は特に影響を受け、今年は20%の急落が予想されています。
この減少はニューヨークやミシガンなどの国境州だけでなく、カリフォルニア、ネバダ、フロリダなどの人気観光地にも波及する見込みです。
米国旅行協会によると、カナダからの旅行者が10%減少するだけで、200万人の訪問者が減少し、21億ドル（約3087億円）の経済損失が見込まれ、1万4000人の雇用が失われる可能性があると警告しています。
また、エア・カナダは、今年4月から9月までの米国への予約が前年同期比で10%減少していると発表しています。
さらに、ツーリズム・エコノミクスは、2024年と比較して外国人旅行者が米国で使う金額が90億ドル（約1.3兆円）減少すると予測しています。
現在、米国への外国人旅行者数はコロナ前の水準にほぼ回復しているものの、2019年のレベルに完全に戻るのは2029年頃になると見込まれています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/636961e8028a69062cd0ad2f8d8ba6c1df65d69f
トランプ政権の影響で、アメリカを訪れる旅行者数が減少し、その結果として様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、アメリカに対する魅力が薄れたことが指摘され、特にビザ発行の厳格化が旅行者を遠ざけているとの見解がありました。
また、物価の上昇も旅行意欲に影響を与え、アメリカに行く必要がないと感じる人が増えたようです。
さらに、カナダではアメリカに対する風刺的な歌が作られるなど、国際的な反発も見られました。
アメリカの経済状況や関税政策に対する懸念も強く、旅行者がアメリカを避ける傾向が今後も続くのではないかとの意見もありました。
全体として、トランプ政権の政策がアメリカのイメージを悪化させ、旅行者数の減少に繋がったとの声が多くありました。
ネットコメントを一部抜粋
自分1人がボイコットしてもなんもならないけど、少なくともあの男が大統領ならアメリカなんかいつて1円も使いたいない。
そもそも米国側からも不法滞在を抑止するためになんやかんやと難癖つけてビザ発行を渋ってる。
カナダでは、”Yankee Go Home!”という歌を作って盛り上がっているらしい。
アメリカをインフレ、不況にするためなら何でもする雰囲気が出来上がりつつある。
トランプ第二期になってから米国以外みんな死ねみたいな国になっちゃってイメージ最悪ですものね。