資生堂子ども財団が海外の児童福祉に関するウェブマガジンを創刊しました。初回は「アドボカシーと子どもの権利」をテーマに、改正児童福祉法に触れた内容が展開されています。
要約すると資生堂子ども財団が新たに創刊したウェブマガジン「世界の子ども福祉~実践と未来」は、海外の児童福祉に関する情報を発信することを目的としています。
このマガジンは、1970年代から発行されていた情報誌の後継であり、初回のテーマは「アドボカシーと子どもの権利」です。
特に、子どもたちの意見を尊重する重要性が高まる中で、改正児童福祉法が施行されたことも背景にあります。
この法改正では、児童福祉施設への措置を行う際に、子どもの意見を聞く仕組みが制度化されました。
資生堂子ども財団は、これまでに20カ国で児童養護施設や乳児院の職員を対象にした研修を行っており、730人以上が参加してきました。
休刊後も復活を望む声が多かったことから、ウェブマガジンの創刊が決定しました。
マガジンは定期的に更新され、専用ページが設けられます。
初回では、子どもの権利に関する国内外の動向が紹介され、子どもの虹情報研修センターの川﨑二三彦センター長や、岡山聖園子供の家の作田惇人氏、埼玉県立大学の大塚斉教授がそれぞれの国の状況を解説しています。
財団の事務局長である塩見朋子氏は、ウェブ配信の特性を活かして、より多くの児童福祉に関わる職員に情報を届けたいと述べています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0f9b30346e8d7223cf55aac14ed56502fd6fc216