イーロン・マスク氏がトランプ大統領に直接関税撤回を求め、関税ゼロの理想を示しました。過去の発言からも関税政策に対する批判が強いことが伺えます。
これは、トランプ政権が発表した「相互関税」に対する反発として浮上したもので、マスク氏はこれまでにも関税政策に批判的な立場を取ってきました。
特に、トランプ大統領が4月2日に発表した関税政策に対して、マスク氏はSNSを通じてその推進者を非難し、意見の相違が明らかになっています。
さらに、イタリアでのイベントでは「アメリカとヨーロッパの関税がゼロになることが理想的だ」と発言し、トランプ氏の見解とは大きく異なる立場を示しました。
ワシントン・ポストによると、マスク氏は直接トランプ大統領に対して全面的な関税撤回を訴えたとされています。
マスク氏はトランプ政権の1期目においても、中国との関税に関して「不公平だ」と主張し、政権に対して提訴を考えていたことが指摘されています。
このような背景から、マスク氏は関税政策に対する強い反対姿勢を維持しており、今後の関税政策に影響を与える可能性があると考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/46b9d59e226dfcf60989ca4ad2be5d19b777b138
イーロン・マスク氏がトランプ大統領に関税撤回を要請したことについて、多くのネットコメントが寄せられました。
コメントの中には、マスク氏がトランプ氏を支持した結果、テスラの業績が悪化し、株価も下落したことへの懸念が多く見られました。
特に、選挙資金を投じたにもかかわらず、結果的に彼の立場が弱くなったことを嘆く声がありました。
関税は国防政策であり、経済政策ではないとの意見もあり、必要以上の関税が自国の産業や国民生活に悪影響を及ぼす可能性が指摘されていました。
また、テスラの売れ行きが鈍っていることを背景に、マスク氏の発言が後出しに見えるとの批判もありました。
トランプ大統領が関税戦争を推進する中で、マスク氏の発言がどれほど影響力を持つのか疑問視されるコメントもありました。
さらに、マスク氏がトランプ政権から追放されたことにより、彼の意見が軽視される状況が続くことへの懸念も表明されていました。
全体として、マスク氏の立場が厳しくなったことを反映したコメントが多く、今後の展開に注目が集まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
多額の選挙資金を投じて、政府の要職に起用してもらえると期待していた。
関税は国防政策であって経済政策じゃないからね。
テスラの売れ行きが鈍っているからですかね?
トランプ大統領は自分の支持者に良い目見せたいのさ。
騒ぎすぎて追い出されて態度が一変するところが信用できない。