インドネシア・バンダアチェで、津波から20年を迎え、住民が過去の風景を記録するプロジェクトが始まりました。アプリを活用し、変遷を視覚的に比較する取り組みです。
要約するとインドネシア・バンダアチェで、スマトラ沖地震と津波から20年を迎えるにあたり、地域住民が被災時の風景を記録するプロジェクトが進行中です。
このプロジェクトは、京都大学の西芳実准教授が中心となり、国立情報学研究所が開発したアプリ「メモリーグラフ」を活用しています。
このアプリでは、被災時の写真が半透明で表示され、同じ構図で現在の風景を撮影することが可能です。
これにより、過去と現在の景観の変遷を視覚的に比較することができます。
プロジェクトは、地域の歴史や記憶を次世代に伝えることを目的としており、参加者には写真に添える体験談や新たな資料写真の応募も呼びかけています。
この取り組みは、被災地の復興の過程を記録し、地域の人々の思いを形にする貴重な機会となっています。
また、プロジェクトの発表は「世界津波の日」に行われ、地域の意識を高める一助ともなっています。
バンダアチェでは、津波の影響を受けた地域がどのように変わってきたのかを知ることができ、地域の歴史を振り返る重要な活動として注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1699be863a4202ee8dadf380bfaa334c0b14c55a