トランプ大統領がCBSの報道に圧力をかけ、FCCに懲罰を促す動きが話題に。報道の自由が脅かされる中、ジャーナリストたちが懸念を示している。
トランプ氏は、同番組がグリーンランドやウクライナに関する自身の気に入らない報道を行ったことを受け、連邦通信委員会(FCC)に対しCBSへの「懲罰」を促す投稿を行った。
彼は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、CBSの親会社であるパラマウント・グローバルに対する裁判についても言及し、FCC委員長に期待を寄せた。
トランプ氏は、CBSが不法行為を行っていると主張したが、具体的な証拠は示されていない。
FCCのカー委員長は、トランプ氏が指名した人物であり、彼の期待に応えることは難しいとされている。
トランプ氏は過去にも、気に入らない報道機関に対して政府の圧力をかけようとする姿勢を見せており、特に2024年の大統領選挙を控えた今、その行動が注目されている。
彼は「60ミニッツ」を「不誠実な政治工作員」と批判し、免許の取り消しを求めるなど、報道の自由に対する圧力を強めている。
CBSのジャーナリストたちはこの圧力を感じており、報道の自由に対する懸念を表明している。
特に、同局の特派員は憲法修正第1条の重要性を強調し、報道の自由を守るために戦う意志を示している。
このようなトランプ氏の行動は、米国の民主主義に対する脅威として、政治学者からも警鐘が鳴らされている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad88f78b1effbee4afcace70faeaa13979eb5362
トランプ大統領がCBSに対して圧力をかけたというニュースに対して、ネット上では多くの意見が寄せられました。
コメントの中で特に目立ったのは、トランプ氏の言動が報道の自由や民主主義に対する脅威と見なされているという点です。
多くの人が彼の行動を独裁的だと批判し、アメリカがかつての自由主義国としての姿を失いつつあるのではないかと懸念していました。
また、トランプ氏の支持者や周囲の人々が彼に対して何も言えない状況に疑問を呈する声もあり、これがアメリカの政治倫理感の低下を示しているとの意見もありました。
さらに、彼のSNSの名称が「トゥルースソーシャル」であることを皮肉るコメントもあり、言論の弾圧を行っている人物がそのような名称を使うこと自体が矛盾しているとの指摘もありました。
一部のコメントでは、トランプ氏の行動がロシアや中国のような権威主義国家に近づいているとの意見もあり、彼が任期切れを迎える際にどのような行動をとるのかについての懸念が表明されていました。
全体として、トランプ氏の言動は多くの人々にとって不安の種であり、アメリカの民主主義が危機に瀕しているという認識が広がっていることが伺えました。