シャープが発表したEV「LDK＋」は、駐車中の空間価値を重視した新しいコンセプトで、完全自動運転を前提にしたデザインが特徴。家電メーカーならではのアプローチで自動車産業に新たな価値を提案している。
このモデルは、従来の自動車の性能を強調するのではなく、駐車中に「リビングルームを拡張」する空間としての価値を提案している。
LDK＋は、リヤスペースを広く取り、後方に65インチの大画面モニターを配置するなど、まるで部屋のようなデザインが特徴だ。
また、AIによるサービスやエネルギーマネジメント機能に焦点を当てており、「止まっている時間」を活用することを狙っている。
運転席が狭く、ハンドルやペダルが省かれている点も注目され、これは将来的な完全自動運転を前提としたデザインかもしれない。
シャープのEV事業は、フォックスコンのプラットフォームを利用することで、自動車製造の経験が少ない中でも商品力のあるEVを作れることを示すアピール要素が強い。
自動運転技術が進化することで、従来の自動車メーカーがどのように価値を提供できるかは不透明だが、移動する部屋としての価値を高めるためには、家電メーカーやインテリアに強い企業が有利になる可能性がある。
LDK＋は、現実的なコンセプトカーとは言えないが、自動車産業の変革を予感させる興味深い一台である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4cef553e3ae1900c94bd24f99072bfdbf539f60b
コメントでは、シャープのEV「LDK＋」が示す新しい自動車の価値について多くの意見が寄せられました。
特に、自動運転技術の進化によって駐車場が不要になる未来に対する期待が強く、多くの人がこの新しい価値観に共感していました。
自家用車の概念が変わり、自動運転タクシーをアプリで呼び出すスタイルが普及することで、駐車場の必要がなくなるという意見がありました。
さらに、車を単なる移動手段としてではなく、部屋として利用する新しい使い方にも注目が集まりました。
従来のガソリン車では排気ガスやアイドリングによるコストが問題視されていましたが、EVであれば電気料金が安く、長時間の使用が可能になるという点も評価されていました。
都心部の土地の高騰を考慮すると、この新しいコンセプトの車が実際に需要を持つかどうかは疑問視される意見もありましたが、それでも多様な使い方ができることに期待が寄せられていました。
また、自動運転機能よりも、停車中に快適な空間を提供することが求められているという意見もあり、車の役割が変わりつつあることが伺えました。
全体として、シャープのEVが未来の移動手段に対する新しい視点を提供していることが、多くのコメントから感じ取れました。
ネットコメントを一部抜粋
完全自動運転のメリットは駐車場が不要になることだと思います。
従来のガソリン車では周辺の迷惑になるので、アイドリングはできませんでした。
このくらいのコストであれば、駐車場で過ごす生活もありでは。
車は単なる移動手段や走りを楽しむだけのものではなくなりつつあります。
自動運転の機能よりも、停めている時に快適な空間になる方が欲しい機能ですね。