楽天モバイルが「Rakuten Link」に生成AIを導入し、文章作成や要約をサポート。将来的には楽天グループのサービス窓口としての機能も期待されています。
このAIは、ユーザーが1日あたり最大50回の質問を送信でき、文章作成や要約、計画の作成、さらには商品やサービスの推薦を行います。
まずはAndroid版のアプリからアップデートが行われ、後にiOS版にも対応予定です。
AIへのアクセスはアプリのホーム画面から可能で、楽天グループはOpenAIと提携しており、独自に開発した大規模言語モデルも利用されています。
デモでは、AIがユーザーの質問に対して適切な回答を返す様子が確認され、文脈を理解した会話ができる点が特徴です。
ただし、現時点ではマルチモーダルには非対応で、文章ファイルの校正や画像の説明などはできません。
将来的には、Rakuten Linkが楽天グループのサービスへの窓口として機能することが計画されています。
例えば、ユーザーが楽天市場で商品を尋ねると、そのまま購入ページに案内されるなどの機能が期待されています。
現在のRakuten Linkは、シンプルなコミュニケーションアプリから、楽天のエコシステムを紹介するポータルへと進化しつつあり、ユーザーインターフェースも変更されています。
しかし、音声通話やSMSのシンプルさを求めるユーザーには、広告や情報が多すぎて使いにくく感じられるかもしれません。
収益化の急速な進展が、ユーザー体験に影響を与えているとの指摘もあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/32471c61051990b512e00f8846963d6d74d0c166