カワサキが音声AI「Cerence Ride」をバイクに搭載し、ナビや車両制御を音声で操作可能に。安全で快適なライディングを実現。
要約するとカワサキモータースは、音声AIアシスタント「Cerence Ride」を同社のバイクラインナップに統合するため、セレンスと新たなパートナーシップを締結した。
この発表は11月7日に行われ、Cerence Rideはライダーに対して直感的な音声駆動の機能を提供する。
具体的には、ナビゲーション、車両制御、クラウドアプリケーションへのアクセスが可能となり、ライダーは走行中でも音声操作を通じてラジオ局の変更や車両の診断確認、ナビゲーションツールの利用ができるようになる。
これにより、安全で快適な移動が実現される。
また、Cerence RideはAndroidとiOSの両プラットフォームに対応しており、スマートフォンと車両ダッシュボードの両方に組み込むことができる。
この音声AI技術は、モーターサイクルメーカーがセレンスの音声AI SDKとプロフェッショナルサービスを活用することで、製品の市場投入までの時間を短縮することを可能にする。
カワサキは、今年販売を開始するモデルからCerence Rideを搭載し、世界市場に向けて展開する予定だ。
近年、燃料価格の高騰や都市部での交通量の増加により、モーターサイクルの人気が高まっており、ライダーがオンデマンドで情報にアクセスできる機能の提供が求められている。
Cerence Rideの音声アシスタンス機能により、カワサキはライダーとモーターサイクル間の情報のコネクティビティを強化し、このニーズに応えることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/79f37a5bc23ac846aab476b2c31a6daba026bca2