マツダ2024年決算、売上高過去最高も減益の背景

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マツダは2024年4~9月期の決算で売上高が過去最高も減益を発表し、営業利益見通しを下方修正しました。

要約するとマツダは2024年4~9月期の決算を発表し、売上高が過去最高を記録したものの、販売奨励金の影響で減益となったことを報告しました。

特に、2025年3月期の営業利益見通しを700億円下方修正し、2千億円とする見込みです。

これは、国内市場の販売減少や米国での販売奨励金の上昇が影響しており、4年ぶりの営業減益が見込まれています。

売上高は5兆円、当期純利益は1400億円にそれぞれ修正され、いずれも従来予想からの減少を反映しています。

また、グローバル販売計画も135万台に引き下げられました。

24年4~9月期のグローバル販売台数は63万台で前年同期比2.2%の増加を示しましたが、日本、欧州、中国では販売が減少した一方、北米では30万4千台の販売があり、21.1%の増加を記録しました。

しかし、営業利益は販売奨励金842億円、原材料・物流費157億円、固定費191億円の影響を受け、販売台数の増加や為替の増益効果を相殺しました。

通期の販売計画も見直され、北米の計画は5千台増加したものの、日本は3万台、その他市場は2万5千台の減少となりました。

為替レートの想定も修正され、1ドル=149円、1ユーロ=163円となっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/50b73f01235315416ec7fde2e4e69536912da302

ネットのコメント

マツダの2024年決算に関するコメントでは、売上高が過去最高に達したものの、利益が減少した理由が多くのユーザーによって議論されていました。

販売台数が増加したのは、安売りや販売奨励金によるものであり、特に北米市場での競争が厳しいことが影響しているとの意見がありました。

CX-90などのSUVモデルが好調であったものの、値引きが多く、実際の利益が圧迫されている状況が懸念されていました。

また、アメリカでのPHEVモデルへの補助金がなくなったことも影響し、マツダがどのように対応するのかが注目されていました。

さらに、日本市場においては、EVへの移行が遅れていることや、国内販売の不振が続いていることから、将来的な展望に不安を抱く声も多く見られました。

特に、競合他社との厳しい競争が続く中で、マツダがどのように生き残っていくのかが重要な課題であるとの意見が強調されていました。

全体的に、マツダの現状に対する懸念が多く、経営戦略の見直しや製品ラインナップの再考が求められていると感じられました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 販売台数増えて売り上げも上がったけど安売りしてるから利益がボロボロ。

  • 日本車メーカーは円安だのにボロボロですね。

  • 今のマツダは北米メインのほぼSUV売ってるメーカーなんよね。

  • 米国における販売奨励金の規模については、日系他社と同等水準との事。

  • 過去最高と認識していたが、値引きやインセンティブありきで売り上げが上がっていただけか。

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