日野自動車が新型の大型EV路線バス「日野ブルーリボンZ EV」を発表。バリアフリー設計や高い安全機能を備え、急速充電に対応し、家庭用電源としても利用可能。
この新型バスは、全客席へのアクセスが容易なバリアフリー設計を採用しており、段差がないため、利便性と安全性が大幅に向上しています。
販売形態は、売り切りまたはファイナンスリースから選択可能で、価格や販売目標はまだ公表されていませんが、環境省の補助金の対象となることが期待されています。
このバスは、リアアクスルに左右それぞれのモーターを内蔵し、フロアを低床化することで、乗降のしやすさを実現しています。
駆動用電池は車両の屋根上と最後部の座席下に配置されており、フロアレイアウトの自由度が高まっています。
急速充電に対応しており、1回の充電で約360キロメートルの走行が可能です。
また、別売りの外部給電器を使用することで、家庭用電源としても利用でき、災害時には救援車としての電力供給も可能です。
さらに、フロントブラインドスポットモニターを装備し、死角にいる歩行者や自転車を検知してドライバーに警告を発するなど、安全機能も充実しています。
このバスは、ジェイ・バスの宇都宮工場で生産される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d39a599ac10e270f30913da7ae15b0e1b1563803
日野自動車が初の大型EV路線バスを発表したことに対するコメントは、さまざまな視点からの意見が寄せられました。
多くのコメントでは、バスの性能に影響を与える電池技術についての関心が高く、リチウムイオンバッテリーやリン酸鉄リチウムバッテリーの使用が中国製品との価格競争にどう影響するのかが議論されました。
特に、東芝のSCiBのような技術を採用することで、初期コストは高くても長期的なコストパフォーマンスや安全性が向上する可能性があると指摘する意見もありました。
また、EV化の流れに対して、ガソリンエンジンの不正問題を背景に、バスやトラックのEV化や水素化を推進すべきだという意見も見られました。
さらに、日野自動車が他社とのOEM関係を持っているのか、特に三菱ふそうやいすゞとの関係について疑問を持つコメントもあり、業界内の競争や協力の動向についての関心が伺えました。
このように、日野自動車の新たな試みに対する期待と懸念が交錯するコメントが多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
電池が肝でしょうね。
どんな電池を使っているのだろう。
どうせ、ガソリンエンジンは不正で造れなのだから、バスはEV化。
三菱ふそうとのOEM車種はまだ出ないのか?
これっていすゞのOEM?
電池交換の期間が長くなるので、LCCで考えればコスト面はクリアできて、安全性が向上する。