ウクライナが初めて1500キロ離れたロシア海軍基地をドローン攻撃。ミサイル艦が被害を受け、近隣空港は運営停止に。ロシアの防空網の無力さが浮き彫りに。
要約するとウクライナが、カスピ海沿岸のロシア・ダゲスタン共和国にあるロシア海軍基地をドローンで攻撃したことが報じられた。
この攻撃は、ウクライナの軍事情報機関によって明らかにされ、現地メディアによると、少なくとも2隻のロシアのミサイル艦が被害を受けた可能性がある。
攻撃の対象となったロシア海軍基地には、カスピ小艦隊や海兵隊が駐屯しており、これまでウクライナへのミサイル攻撃に関与していた。
特に、攻撃に使用されたドローンはウクライナのA22フライングフォックスで、空港から約15キロの距離での攻撃が行われたため、近隣のマハチカラ空港は無期限で運営停止となった。
SNSにアップされた動画では、ドローンがロシアの防空網を突破し、艦艇のある港に墜落して大爆発を起こす様子が確認されている。
ウクライナの国家安全保障国防委員会のアンドリー・コバレンコ所長は、今回の攻撃がロシア海軍の艦船に対する初の本格的なドローン攻撃であると述べ、ロシア軍の防空網の無力さを指摘した。
一方、ロシア当局はドローン1機を迎撃したと発表しているが、ウクライナは長距離ドローンを用いてロシア領土内での攻撃を続けている。
カスピースク市は、これまでイランからロシアへの武器輸送ルートとして利用されてきた地点であり、今回の攻撃はウクライナの攻撃能力の向上を示すものとなった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/84daafffb4d4e2fd6ed2831b84a547d2203206c5