自民党が憲法審査会の会長を立憲民主党に譲渡し、改憲論議が停滞。支持層の離反や不信感が広がる中、石破首相は改憲の意欲を示すも、党の対応が逆行しているとの批判が出ている。
自民党は、先の衆院選で改憲勢力が必要な3分の2の議席を下回ったことを背景に、改憲に対する意欲を失ったとされる。
石破茂首相は衆院選直後に改憲への意欲を示していたため、自民党の支持層からの離反が懸念されている。
自民党の閣僚経験者は、この予想外の決定に驚きを隠せず、改憲を党是とする自民が野党に重要な役職を譲ったことに戸惑いを見せた。
審査会長は議事進行において大きな権限を持つため、これまで自民が独占してきたポジションを手放すことは大きな変化だ。
自民幹部は、議席数の減少により改憲論議が進まなくなったと説明し、立憲民主党の審査会長が改憲論議を止めた場合には批判の声が上がる可能性があると牽制した。
一方、立憲関係者は「改憲には結びつかないので、憲法審は動かす」と余裕を見せている。
国会では、審査会長を譲らなくても改憲論議を深めることが可能との意見が多く、維新や国民民主党が議論に応じる姿勢を示している。
自民党の国会対策委員会が審査会長ポストを譲ったのは、国会運営を円滑にするためだとの分析もあり、これまで憲法問題を軽視してきた自民党への不信感が高まっている。
石破首相は、党の結党70周年を控えた中で憲法改正を進める意欲を示しているが、自民党の対応はその意欲に逆行しているとの批判も出ている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/80bd65c7261f4dba5763076847bb201afe2d67c0
自民党の改憲論議が厳冬期に突入したことについて、多くのネットコメントが寄せられました。
コメントの中には、選挙前に改憲を訴える政党や候補者がいなかったことを指摘し、選挙後に突然改憲を強調する姿勢に疑問を呈する意見が多く見受けられました。
また、自民党が憲法9条の改正を進める意欲が薄いことや、過去の選挙で改憲を争点にしなかったことが、国民の信頼を損なっているとの意見もありました。
さらに、岸田政権の無策が改憲の機会を失わせたとの指摘もあり、経済政策への関心が高まる中で、改憲は後回しにされているとの見解もありました。
多くのコメントが、自民党が本当に改憲に取り組む意志があるのか疑問視し、過去の行動と矛盾していると批判していました。
国民の多くは、改憲よりも物価対策などの経済問題を優先しているとの意見もあり、改憲議論が進まない理由として、国民の関心が経済にシフトしていることが挙げられていました。
このような背景から、自民党の改憲論議は厳冬期に突入したと捉えられているようです。
ネットコメントを一部抜粋
そもそも3分の2以上あったのに全党の納得を得てなんて言っていたからな。
選挙期間中は改憲のかの字も出さずに、選挙終わってから言い出すのはおかしくないですか?
改憲派=自民党右派=旧安倍派=最大派閥とされていたから少数が生き残っただけの旧安倍派にもう遠慮は必要ないと引導を渡したと見ても良いのだろうかな。
自民党が約束通りにすぐに行動を起こせば改憲も可能だったのですが、親中岸田政権の体たらくで水の泡になりました。
憲法改正の目的って、戦時中の「天皇を中心とした統制された国家」っていうあの時代に憚れを抱く保守派が、その「素敵な」時代に戻したいっていう願いを込めているわけです。