最新BMW M5は727psのプラグインHVで、運転体験を重視したスーパーサルーン。進化したエンジンと高度な技術が特徴。
M5は、ファミリー・ハッチバックのフォルクスワーゲン・ゴルフや2シーター・ロードスターのマツダMX-5と同様に、特定のカテゴリーを定義する傑作として位置づけられています。
特に最新のG90型M5は、1985年のE28型M5とは全く異なるクルマとして進化を遂げており、サーキット直系の直列6気筒エンジンから始まり、2005年のE60型ではV型10気筒エンジン、2012年のF10型ではターボ過給、2018年のF90型では四輪駆動へと進化を続けてきました。
今回のモデルでは、プラグイン・ハイブリッドとして高度な電動化技術が導入され、車重は2435kgに達していますが、最高出力は727psを誇ります。
0-100km/h加速は3.5秒ですが、前世代よりも0.1秒遅れています。
しかし、BMWのMモデルにおいてはパワーだけでなく、運転体験が重視されるべきです。
4.4L V8エンジンは585psに進化し、駆動用バッテリーは18.6kWhで、モーターは196psを発揮します。
ボディシェルはG60型5シリーズと共通で、重心が低く設定され、サスペンションは先代よりもややソフトに調整されています。
また、可変レシオステアリングや後輪操舵などの高性能なシャシー技術が実装されており、後輪駆動への切り替えも可能です。
スタイリングには少しバランスの悪さが見られますが、全体的には凛々しいスタンスを保っています。
フロントフェンダーは通常の5シリーズよりも75mm広く、リアフェンダーも48mm広がっています。
20スポークのアルミホイールは前が20インチ、後ろが21インチで、力強い印象を与えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/399caf9fad0b0fe6827b9ccc77a149932057f758