LEDヘッドライトは明るくて耐久性が高いが、雪が積もると視界が悪化する問題がある。特に寒冷地では、ヘッドライトに雪が付着し、運転に支障をきたすため、自動車メーカーに対策を求める声が高まっている。
それは、LEDがほとんど熱を発しないため、ヘッドライトのレンズに積もった雪を溶かすことができず、視界が悪化してしまうことです。
特に北海道の厳寒地域に住むモータージャーナリストの斎藤聡氏は、毎年のように降雪による雪ダルマ状態の車を目の当たりにし、冬季の運転におけるヘッドライトの雪対策の重要性を訴えています。
彼の住む留寿都村では、厳しい寒さと降雪が続くため、車のフロントウインドウは毎朝氷で覆われ、ヘッドライトも雪に覆われてしまいます。
エンジンをかけて車を暖めても、ヘッドライトに積もった雪が溶けることはなく、ツララが形成されることもしばしば。
斎藤氏は、手作業で氷を取り除くしか方法がないと述べていますが、その作業には限界があり、走行中に雪が積もることは少ないものの、夜間の降雪時には視界が悪化する可能性があると警鐘を鳴らしています。
特に東北や北陸など、重い雪が降る地域では、LEDヘッドライトの雪着雪問題が深刻であると指摘し、自動車メーカーにはこの問題に対する対策を求めています。
彼は、雪が付着したヘッドライトの光量不足が事故を引き起こす可能性もあるため、早急な改善が必要だと考えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/347d0d4ffe7789ed23b66088e5fcab4097f9f0e5
コメントでは、LEDヘッドライトの雪による視界不良が深刻な問題であるとの意見が多く寄せられていました。
特に雪国に住むドライバーたちは、LEDの特性が雪を溶かさず、視界を妨げることで安全運転に影響を及ぼすことを懸念していました。
多くのコメントが、LEDヘッドライトの着雪問題が過去の白熱電球に比べて進化が後退していると感じており、メーカーに対して具体的な対策を求める声が多数見受けられました。
特に、雪が付着することで運転支援システムや安全機能にも影響が出ることが指摘され、ユーザーは雪国仕様の装備や機能を強く要望していました。
さらに、LED信号機やテールランプについても同様の問題が指摘されており、国交省やメーカーに対して責任を求める声も多かったです。
全体として、LEDの明るさや省エネ性が評価される一方で、雪国における実用性の低さが問題視され、改善が急務であるとの意見が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
これは雪国では切実な問題です。
走行性能も燃費もタイヤも性能が上がってきているのに、視界については昔とあまり変わらない印象です。
フイット4に乗ってます。
吹雪で湿った雪のときはヘッドライトに雪が付着して、ライトが役に立たなくなります。
新潟県に住んでます。
LEDヘッドライトの着雪問題は極めて深刻です。
元自動車開発に携わっていたものです。
メーカーも知ってはいますがコストの壁があります。