ホンダの新型『NC750X』がEICMA2024で発表され、外観や機能が進化。安全性や環境への配慮も強化され、欧州での人気が期待される。
このモデルは、2012年に登場した初代『NC700X』からの進化を遂げており、特に欧州市場での人気が高いアドベンチャーモデルです。
2025年モデルでは、外観デザインが刷新され、フロントスクリーンやV字型のLEDヘッドライト、フェアリングが一体感のあるスタイリングに改良され、メンテナンス性も向上しました。
また、シートには新しいカバーリングとステッチが施され、質感が向上しています。
さらに、ボディの一部には環境に配慮したバイオマス由来のポリカーボネート樹脂「デュラビオ」が使用されています。
特筆すべきは、5インチのカラーTFTスクリーンの採用で、視認性が向上し、スマートフォンとの連携も可能となっています。
これにより、ナビゲーションや通話、音楽などの機能が利用できるようになります。
安全面でも、緊急ブレーキ機能「ESS」が搭載されており、急ブレーキ時に他の道路利用者に警告を発する仕組みが整っています。
パワートレインは745ccの並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力は58.6hp、最大トルクは69Nmです。
航続距離は約400kmで、スロットルバイワイヤにより3つのライディングモードとカスタマイズ可能なモードが選べます。
DCT(デュアルクラッチトランスミッション)もアップデートされ、より低速での応答性が向上しているとのことです。
これらの進化により、NC750Xは通勤からツーリングまで幅広く対応するモデルとしての魅力をさらに高めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/85814081e298373f49e62e72e49c0b74425812fd