ウクライナが初めて30mm機関砲を搭載した装甲車「ヴァルタ2」の射撃テストに成功。新たな軍事力強化の一環として注目を集めています。
この新型装甲車両は、ウクライナ・アーマーによって開発され、既存の「ヴァルタ」に改良を加えたもので、2024年9月にプロトタイプが公開されました。
現在は国防省での運用試験が進められています。
シック重戦闘モジュールには、30mm機関砲のほか、AG-30自動グレネードランチャー、PKT 7.62mm機関銃が装備されており、赤外線サーマル画像誘導チャンネルを備えているため、昼夜問わずの射撃が可能です。
また、高い安定性により移動中でも正確な射撃が行えることが特徴です。
射撃は車両内から遠隔操作で行うことができ、幅広い歩兵支援が期待されています。
なお、ウクライナにおいて4輪駆動の装甲兵員輸送車が30mm機関砲を搭載するのは初めてのことであり、これにより同国の軍事力強化が進むと見込まれています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4aa23cad70625779d523ea358296647c478f53e1
ウクライナ初の30mm機関砲搭載装甲車「ヴァルタ2」に関するコメントは、主にその攻撃力や技術的な背景についての期待と懸念が交錯していました。
多くのコメントでは、この装甲車が持つ30mmオートカノンの威力に注目され、特に歩兵に対する効果的な攻撃手段として評価されていました。
過去に試作された車両と比較し、ウクライナの技術力がロシアを凌駕する可能性についても言及があり、特にソ連時代の技術が現在に活かされている点が強調されていました。
一方で、攻撃力が高い反面、防御力の不足についての懸念も多く、初弾を外した場合の危険性や、視認性の高さからくる被弾のリスクについての意見が目立ちました。
特に、地雷やドローン攻撃に対する脆弱性を指摘する声があり、戦闘における使用に対して慎重な姿勢が見受けられました。
また、映像から見える砲身の不安定さや、重心の高さによる横転の危険性に対する意見もあり、実際の運用における課題が浮き彫りになっていました。
全体として、ウクライナの新たな装甲車両に対する期待と不安が共存している状況が伺えました。