ロシアと北朝鮮が相互軍事支援を約束する条約に署名。金正恩の決断が発効のカギに。
要約するとロシアのプーチン大統領は、北朝鮮との「包括的戦略パートナーシップ条約」(通称・朝ロ条約)に署名し、これにより両国の軍事協力が一層強化される見込みとなっています。
この条約は、片方が武力侵攻を受けた際に、もう一方が軍事支援を行うことを明記しており、双方の国が戦争状態に陥った場合の相互支援を約束しています。
プーチン大統領は、議会による批准を経て、条約に署名したことを発表しました。
条約は無期限で効力を持ち、北朝鮮も必要な手続きを経て批准することができますが、現在のところ北朝鮮からの正式な発表はありません。
北朝鮮の憲法では、重要な条約については金正恩委員長が直接批准する権限を持っており、彼の決断次第で条約の発効が可能です。
過去の例を踏まえると、北朝鮮側が迅速に行動する可能性も高いとされています。
条約には、軍事訓練や先端技術の協力についての条項も含まれており、これによりロシアの軍事技術が北朝鮮に移転されるリスクも指摘されています。
専門家は、この条約が発効することで、グローバルな安全保障の不安が増す可能性があると警告しています。
金正恩委員長の決断が、今後の朝ロ関係を大きく左右する要因となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/78d78481101d6c32f3fb6db3a5889483249f1368