EVバッテリーの製造元を隠す理由と業界の変化

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自動車メーカーがEVのバッテリー製造元を公表しない理由と、業界の変化について解説します。

要約すると最近、自動車メーカーが自社の電気自動車(EV)に搭載されるバッテリーの製造元を公表しない傾向が強まっている。

この背景には、EVのバッテリーが自動車メーカー自身ではなく、関連会社や他社から購入されていることがある。

ユーザーが新車販売店で「このEVの電池はどこのメーカーですか?」と尋ねても、販売担当者は「メーカーが公開していないため分かりかねます」と答えることが多い。

これは担当者の言い訳ではなく、報道陣に対しても同様の回答がされることが一般的となっている。

過去には、EVの開発初期段階においては、メーカーは電池の情報をより多く開示していた。

例えば、日産はNECトーキンとの合弁事業を立ち上げ、電池技術を内製化し、メルセデス・ベンツも国内企業と提携して電池技術の発展を図っていた。

しかし、2010年代半ば以降、環境関連事業への投資が活発化し、各メーカーは製造国や地域によって異なる電池メーカーを採用するようになった。

さらには、長年の取引先との契約を終了するケースも見られる。

最近では、自動車メーカーが全固体電池の研究や開発を進め、化学関連企業と提携する事例も増えている。

トヨタと出光の連携がその一例である。

このように、EV市場が拡大しつつある中で、自動車メーカーと電池メーカーの関係は大きな変化を迎えている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/06645c0ef04c1cb81575934eb79775ef2fb23a96

ネットのコメント

コメントの内容では、EVバッテリーの製造元を公表しないことに対する多様な意見が寄せられていました。

特に、消費者の安全や品質に対する不安が強調されており、製造元が不明なバッテリーを使用することで、信頼性が損なわれるのではないかとの懸念が多く見受けられました。

特に、中国や韓国製のバッテリーに対しては、過去の事故や炎上事件が影響し、消費者が警戒心を抱いていることが示されました。

また、メーカーが責任を持つべきだという意見や、国による法的な規制が必要だという声もありました。

さらに、製造元が公表されないことで、消費者が選択肢を持たず、将来的なリスクを抱えることになるという意見もありました。

全体として、EVバッテリーの製造元の透明性が消費者の信頼に直結しているとの意見が強く、業界全体の信頼性を高めるためには、製造元の情報開示が重要であるという合意が形成されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 搭載しているメモリやHDDやSSDのメーカーや機種がその時々で変更になります。

  • 自動車メーカーが安物の低品質バッテリーを使ってるのを顧客に知られたら売れなくなるからでしょう。

  • 確かに知りたいとは思う気持ちはわかるけど、自動車メーカーが全責任を負うならそれはそれで良いかな。

  • 非公表でユーザーに実害がなければいいけど、実際に問題が起きてるからな。

  • EVにとって「どこのメーカーの電池」は非常に重要な問題ではないでしょうか。

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