新型SSD「Samsung 990 EVO Plus」は、HMBを用いたDRAMレス設計で、最大毎秒7.25GBの読み出し速度を実現。電力効率も70%以上改善され、発熱が抑えられた高性能SSDです。
この新製品は、HMB(Host Memory Buffer)を用いたDRAMレス設計を採用し、特に1TBあたり100ドルというメインストリーム価格帯で提供されるため、コストパフォーマンスも優れています。
990 EVO Plusの主な特徴は、最大毎秒7.25GBの連続読み出し速度と最大毎秒6.3GBの書き込み速度を誇る点で、これは990 EVOの最大毎秒5GB(読み出し)および4.2GB(書き込み)からそれぞれ45%、50%の向上を示しています。
さらに、ランダム読み出しや書き込み速度も改善されており、高速SSDを求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
また、990 EVO Plusは電力効率の向上にも寄与しており、同じ容量モデルで比較した場合、平均消費電力が70%以上改善されているとのことです。
特に、2TBモデルの読み出し時の消費電力は990 EVOが5.5Wだったのに対し、990 EVO Plusは4.6Wと、発熱の面でも優れたパフォーマンスを示しています。
加えて、990 EVO Plusは第8世代V-NANDと新型の5nmコントローラーを採用しており、これによりさらなる性能向上が期待されています。
全体として、Samsungの990 EVO Plusは、コスト効率と性能を両立させた優れたSSDとして、IT市場に新たな選択肢を提供しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f569af4f4c85082f57ffcdb8ec7454c3f50f241e