原田悠里さんが母との思い出を語り、特に「まぜご飯」に込められた深い思いを振り返る内容です。新曲リリースの前に、家族の絆を感じるエピソードが印象的です。
要約すると原田悠里さんは、2023年に北島三郎率いる北島音楽事務所から独立したベテラン演歌歌手であり、来月には新曲「春待酒」をリリース予定です。
彼女は、99歳で亡くなった母親との思い出に触れ、自身の故郷である熊本・天草での食文化について語ります。
天草は海に囲まれており、新鮮な魚を堪能できる地域で、原田さんの家では毎日のようにお刺し身が食卓に並びました。
父親は農業を営み、仕事の後は焼酎を楽しむ人で、取れたての魚をつまみにしていました。
しかし、母親は山育ちであり、海の食文化とは異なる背景を持っていました。
そのため、母は生魚を食べたことがなく、主に野菜料理を作っていました。
原田さんは、母がコンサートの際に差し入れてくれたまぜご飯の思い出を語ります。
まぜご飯は鶏肉、タケノコ、ゴボウ、ニンジンなどを細かく刻み、醤油で味付けをしたもので、母が特に好んでいた料理です。
父親が亡くなった後、原田さんは母を東京に呼び寄せましたが、母は東京に来てからは料理を作らなくなりました。
亡くなる前、母が食べたいものを尋ねると「まぜご飯が食べたい」と言ったため、原田さんは炊き込みご飯を作って持参しましたが、母はそれを食べませんでした。
東京では炊き込みご飯が一般的であるため、原田さんは「炊き込みご飯もまぜご飯も同じ」と説得しようとしましたが、母親の心にはまぜご飯の味が強く残っていたことを思い知らされました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad5ce43c428d7d2b8f95817baeb0ee986be7f035