日産が中東市場に新型『パトロール』を発表。GT-R技術を活かしたV6ツインターボエンジン搭載で、性能と環境性能を両立。新機能も充実。
要約すると日産自動車は、最新の大型SUV『パトロール』の新型を中東市場で発表しました。
この新型モデルには、日産の名車『GT-R』から技術を受け継いだ3.5リットルV6ツインターボエンジンが搭載されています。
このエンジンは425hpの出力と700Nmのトルクを誇り、旧モデルのV8に比べて出力が7％、トルクが25％向上しています。
さらに、燃費も24％改善されており、高性能と環境性能の両立が図られています。
エンジンには航空機グレードの素材が使用され、極限の状況下でも安定した性能を維持できる設計となっています。
特に、GT-Rで使用されている「スカベンジャー」オイルポンプが採用されており、急な砂丘の登坂時でも適切な潤滑が行えるようになっています。
また、ターボチャージャーのタービンホイールには特殊なニッケル合金「Mar-M」が使用され、高温下でも持続的な性能を発揮します。
新型パトロールは、6つの走行モード（スタンダード、サンド、ロック、マッド、エコ、スポーツ）を備え、日産初の4WD転送モード自動選択システムも搭載。
これにより、さまざまな路面状況に応じて最適な走行モードが自動的に選ばれます。
さらに、9速オートマチックトランスミッションとパドルシフトの組み合わせにより、より細かな制御が可能です。
新型パトロールは、3.8リットル自然吸気V6エンジンの選択肢もあり、UAEやサウジアラビアを含む中東全域で販売が開始されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5d896e4392002aea793a468af276c56cad50cc32